ABOUT Médecins Sans Frontières
2011/05/01
国境なき医師団は1971年にフランスの医師のグループによって作られたNPOである。国際援助分野における功績によって、 1999年にノーベル平和賞を受賞しました。 国境なき医師団は貧困地域や第三世界、紛争地域を中心に、年間約4,700人の医療スタッフが世界各地70ヶ国以上で活動しています。 災害や紛争に際し、どこよりも早く現地入りする緊急医療援助を得意とし、マラリアのような地域特有の疾病の撲滅にも力を入れている。 チェチェンやコソボ住民のような公式な代表のいない人々に代わり、非人道的行為を国際社会に対し告発しています。 時には国連の手法を非難することもありますが、実際には活動現場で国連や他NGOと連携していることが多いようです。 メディアなどを通し、現地で見てきたことを伝える「証言活動」も重要な活動の1つと位置づけています。 日本人も多く活躍しています。
日本では、1992年に支部結成。1995年の阪神・淡路大震災、1997年の際に活動を行います。 さらに、2004年10月23日の新潟県中越地震発生に際し調査チームが派遣され、被災地での診療や情報収集にあたっています。 2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震では、翌3月12日に現地入りし医療救援活動を行っています。 2000年頃より、寄付を依頼するダイレクトメールを名簿業者から購入した個人の住所宛に大量に発送している。
歴史
国境なき医師団は、1968年から1970年にかけて赤十字の医療支援活動のためにナイジェリア内戦中のビアフラに派遣された フランス人医師たちを中心に設立されました。ビアフラでの活動から戻った彼らは各国政府の中立的態度や、 沈黙を守る赤十字の活動に限界を感じ、人道援助およびメディアや政府に対して議論の喚起を行う組織を作る必要があると考えました。 そして全ての人が医療を受ける権利があり、また医療の必要性は国境よりも重要だという信念に基づき1971年、 「国境なき医師団」を創設しました。 1979年の「ベトナムの船」の活動では、創設者の1人ベルナール・クシュネルがチャーターした船「光の島」号に医師たちだけでなく ジャーナリストたちも同乗させ、同国での人権侵害を告発しました。この活動があまりに宣伝的ではないかとの論争に発展、 クシュネルは国境なき医師団を離れ1980年、新たに「世界の医療団」を設立しました。なお、フランス外務省から公的助成を受ける 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」のロベール・メナール代表によると、同団体は国境なき医師団関係者がメディアで 「第三世界の人々の窮状に関する報道が少ない」と訴え、これを受けたフランスのジャーナリストらに設立されたものであり、 クシュネルとメナールは互いに親交を保っています。

